2年後の興農園の様子

会津出張の合間に、増築のお仕事をさせて頂いた興農園(農作業施設)に遊びに行ってきました。
ちょうど会津が故郷である建主さんの設計をしていたのでお土産に「滋介のりんご」を。(11月)
引渡しから2年が過ぎて不便な点などないかフィードバックにも協力して頂けました。一番の変化は棚が増えていたことでしょうか。
 
・天井を張らず構造材(梁)を現しとしたことで、梁から吊り棚を増設できた。床置きの棚だと車両のじゃまになるため床を解放したまま棚を増やせたのがとても良かった。
 
この話、じつは設計の時にちょっとした伏線があったのでご紹介します。
建主さんから今必要なのはこの広さだけど将来的にどうなるかわからない。後から自分で手を加えられるような、余白を残した設計は出来ないか、と相談あり変更を加えたのが「天井を取りやめとし構造材(梁)をみせることや造作をしやすい内装材への変更」だったのです。
 
建主さんとじっくり本音で話をしながら進められ実現した、将来対応込みの設計でした。
あいにくの雨でしたが晴れの日は眺望の良い素敵な景色がみれます
秋月建築研究室  - A . A . L a b