
福昌寺の現場も無事建て方を終え上棟式を迎えることができました。
上棟式は棟上げ(骨組みの完成)まで工事を進めて頂いた大工や鳶さんへの感謝を表すとともに、家屋が永久に安穏であり永く栄えることを祈る式典でもあります。
今回はお寺の建物ですので、もちろん建主である住職のもと仏式で行いました。

上棟式の流れは、読経、四方固め、槌打ち、法楽、焼香、棟札加持の順に進めていきます。
会津では屋根から餅や5円玉を撒く散餅散銭を行うことが多いのですが、今回は建物の四隅をお清めする四方固めの際に、棟梁・現場所長、設計、施主と関係者全員でお餅をお供えしました。
その後、棟梁による槌打ちの儀が行われ、参列者のお焼香と式は続きます。




5月の地震祭(起工式)から2ヶ月、建主さんにとっては図面だけではイメージしきれなかった建物の大きさが分かり、新たな暮らしへの期待が膨らむ時期でしょうか。