安全対策の一例
①建具(窓や戸)は指詰め防止製品を採用しています。また、掃出し窓は二重ロックを採用しています。
②ガラスへの衝突対応として、ガラスが割れても飛散しない製品を採用した上で、こどもがぶつかりそうな場所では縦格子を付けるなど往来ができないことを示す工夫をしています。
③角はR加工(曲面加工)を行いぶつかっても怪我をしないようにしています。
④コンセント高さは、こどもの手の届かない高さに設定することが多いのですが、「高い位置にコンセントがあると掃除機などのコードにつまづく原因となりかえって危ない」という保育士さんの現場の声から、通常の高さに設置し、コンセント穴にいたづら出来ない扉付きのものを採用しています。
増築計画について
既存棟と増築棟を同一棟で計画する際の注意点です。建築基準法や消防法は、既存棟と増築棟を足した面積で適法化させる必要が出てきますので、排煙設備や屋内消火栓の設置義務が生じることがあります。
法規について
将来的に幼保連携型認定こども園に移行するためには、幼稚園(学校教育法)と保育園(児童福祉法)の両方の基準を満たす必要があります。また、2階に保育関係の部屋があることから、増築棟は耐火建築物としています。